こんにちは。
緊急事態宣言が解除が発表されて、前の様に人が外出しています。
学校なども始まり、やっぱり子どもたちが心配です。
以前よりもマスクを着けている方が多くなりましたね。
マスクの販売を色々なところで目にするようになりました。
薬局などでは中々入荷してないのにラーメン屋さんとか
八百屋さんとか服屋さんとか何故こんなところにマスク??
マスクの値段も様々です。
以前より高くなったのは原料の高騰などで分かるのですが・・・
マスクとアルコール消毒液の価格・・・
マスクの値段高い?
世界的なマスク需要増により、原材料の不織布「メルトブロー」の価格は20~40倍ほどに高騰。医療用マスクの原材料のメルトブロー不織布
医療用マスクは3層以上の不織布からなり、内側と外側がスパンボンド不織布の単層、中間がメルトブロー不織布の単層または多層というSMS構造をなしています。
細菌やウイルスを吸収して広がりを抑えるメルトブロー不織布は、医療用マスクやN95マスクの「心臓」と呼ばれています。
「メルトブロー」とは
マイクロフィルターを製造するために開発された技術です。
溶融した熱可塑性プラスチック樹脂を押出機の後に設置したダイから、ネットコンベアーまたは捕集スクリーン上に高速高温の気流で吹き出すことによって、自己接着性ウェブを作り出す方法です。
メルトブロー不織布は通常のテキスタイルファイバーのサイズと異なり、マイクロファイバーの製造技術によって、ファイバーのサイズがφ1μm~15μmくらいまで可能ですが、通常2~4μm程度となっています。この不織布は、他のものと異なりカバーレッジに優れ、不透明度が高く、多孔性といった特長があります。
その値上げ分は販売価格にも跳ね返るため、
チェーンの薬局などの大手は、批判をおそれ、
高額ではマスクを販売できない。
一方、中国ではこぞってマスク生産に乗り出す業者が現れた。
結果、行き場を失ったマスクは、普段ではマスクを売らないような
個人店に出回り、さらに供給過多のために値下がり始めた……。
しかし、そんなマスクの中に
ちょっと引っ張っただけで破けたや、着けようとしたところ
耳ひもが取れたなどマスクの“質”を問題視する声が上がっています。
大手は基本的に、一定の基準を満たした製品しか仕入れないように
しているそうですが・・・
その基準とは❕
(1)日本衛生工業連合会の「全国マスク工業会マーク」がついている商品、
(2)BFE(バクテリアろ過率試験)3・0um、VFE(生体ウイルス遮断効率試験)0・1~5・0um、PFE(ラテックス微粒子遮断効率試験)0・1umの3つの品質をクリアしているかどうかです。
パッケージに工業会のマークがある、もしくは上記3品質についてきちんと明記されているか否か、がポイントになります。
そんな中、驚きました。
アルコール濃度に問題のある消毒液のニュースが入ってきました。
消毒液にはアルコール濃度71%と記載してあっても、
実際には5%だったそうで・・・
殺菌(除菌・消毒)に仕様されるエタノール(アルコール)
の殺菌効果の至適濃度範囲は、下記の通りとされています。
日本薬局方(局方): 76.9~81.4 v/v%
米国薬局方 USP-NF(The United States Pharmacopeia-National Formulary): 68.5~71.5 v/v%
WHO(World Healthcare Organization)ガイドライン: 60~80 v/v%
殺菌効果が見込める濃度は、WHOが規定している通り、60~80v/v%の範囲があれば十分とされます。
ただし、人への感染リスクがあると言われている20種類ほどの抗酸菌の中で、
Mycobacterium intracellulareの殺菌については、72 v/v%以上の濃度が必要なため、
WHOのガイドラインの最大値で、80v/v%の濃度設定がされていると考えられます。
(Mycobacterium intracellulareは、70v/v%では殺菌できません)
※抗酸菌は、感染力は弱く、人から人には感染しません。
また、ノロウイルスなどの一部のノンエンベロープウイルスに関しては、
アルコール濃度が高いといいわけでなく、アルコール溶液を弱酸性化することや
殺菌時間を長くすることによって殺菌効果が期待できます。
※ノロウイルスには、次亜塩素酸が効果的です。
新型コロナウイルスの予防対策として、
勧められていることの一つが衛生管理の徹底です。
どこにウイルスが潜んでいるか分からないこともあり、
手洗いはもちろんのこと、着用した衣類や購入した商品までも、
清潔に保つことが望ましいと状況といえます。
アルコール消毒に加え、ドアノブなどの共用部分においては
薄めた市販の家庭用塩素系漂白剤で拭くことをおすすめします。
ウイルスの除菌に使用できる消毒剤
- 手指:消毒用アルコール(濃度70%以上)
- 物の表面:塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム原液濃度約5~6%)
※次亜塩素酸ナトリウムを含む商品例としては、ハイター、ブリーチ、ピューラックス等があります。
塩素系漂白剤は用途に応じ、下記の表を参考に希釈して使用してください。
古くなった製品は効果が薄いので、ご注意ください。
塩素系漂白剤の希釈方法について |
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用途 |
濃度 |
希釈方法 |
ドアノブ・手すり等 |
0.05% |
500mlの水道水に塩素系漂白剤を |
吐しゃ物が付着した床等 |
0.1% |
500mlの水道水に塩素系漂白剤を |
そんなこんなで、除菌を標榜する商品を
よく目にするようになりました。
除菌という言葉は消費者に広く浸透しているように思われます。
除菌効果は目に見えないため、消費者は商品に対して
過大な期待をするなど、効果を正しく理解していない可能性があります。
身体に害を及ぼさないように正しく使いましょう。
(消毒用アルコールやエタノールはアルコール濃度が高いため
引火しやすいキケン度が高い液体でもありますので
取り扱いには十分注意が必要です。)
お家の中アルコール除菌NGな場所
電化製品も種類によっては気を付けましょう
床もアルコール消毒スプレーで拭いてはいけない
ワックスと反応して床が白くなります。
火の回りでアルコールスプレーは絶対ダメ!
アルコールで溶けるプラスチックと溶けないプラスチックがあります。
アクリル樹脂とポリスチレンは溶ける。
ポリプロピレンとポリエチレンは溶けない。。
PPとPEと書かれている容器はアルコールで溶けません。
消毒後の注意
- 消毒が完了したら、手をよく洗いましょう。
- 手荒れがあるとウイルスが残りやすいと言われていますので、ハンドクリーム等で手荒れを防ぐことも重要です。
ハッピーバースデートゥーユー♪
Happy Birthday to You♬
ArutoRetori家では♩
あるあちゃん☆の歌声が響き渡ります
基本はやっぱり手洗いです!
手洗いの基本は「30秒以上、流水で行う」ことです。
手洗いはちゃんとしているという方も、
しっかり30秒以上洗えている方は少ないのではないでしょうか?
しっかりと30秒以上の時間をかけて、手洗いを行ってください。
■手洗いの手順■
- 液体石けんを泡立て、手のひらをよくこする
- 手の甲を伸ばすようにこする
- 指先、つめの間を念入りにこする
- 両指を合体し、指の間を洗う
- 親指を反対の手でにぎり、ねじり洗いをする
- 手首も洗った後で、最後によくすすぎ、その後よく乾燥させる